謝罪文

 今日はたて続けに三通ほど手紙を書きました。ひとつは報告。あとのふたつは謝罪文。なにを勘違いしたのか全部手書き。

 先日もアルバイト先で「おまえは己のミスに対して謝罪の言葉がない」と叱責されたのですが、私はこれまでの人生であまり謝罪することがなかった、謝罪することに慣れていない「謝罪童貞」のようです。謝ることをしない自分勝手な人間であると同時に(これは大きい)、注意深く、しかし瞬時に選択されるべき謝罪の言葉、それを切り出すタイミング、フォロー、なおかつこっちの意向もしっかり相手に伝える、といった謝罪の方法を知らない。言うまでもなくこれは大問題なので、反省して改善します。「謝罪の改善」ってなんか語義矛盾っぽいかな?

 クレームに対する謝罪、ミスに対する謝罪、約束不履行に対する謝罪。謝罪にはいろいろありますが、相手に納得してもらえる上手な謝罪は、なかなか難しいものです。「とりあえず謝っちまえ!」というのが、社会で生き延びる知恵ってやつなのかもしれませんけど、たぶん上手な謝罪はそういうこととは違うし、私が言いたいことはそういうことではない、ということだけ断っておきます。