2005-01-01から1年間の記事一覧

バーバ『文化の場所』が

ついに刊行されている。 散々待たされた。もしこれが私の学生時代に刊行されていれば論文書きもさぞかし楽だったのに原書苦労して読むのに費やした時間を返せこのやろう、な〜んてことはおいといて、とにかくあの「英語」を訳した諸先生方にねぎらいの言葉を…

上記のとおりなのだが

詳細についてはここであらためてご報告いたしますです。

カゴシマは過去最大の豪雨

先日は局地的な豪雨となり、外にも出ずひねもす家の中でスーダラする。 一時的とはいえまさか25にもなって実家でスーダラな日々を得るとは心外だ。 まぁこれをよしとするかどうかは人それぞれ。 個人的にはこの状況を決して心よいとは思ってないものの、この…

真鍋かをりふう日記

昨日、書庫(というかただの物置)からこんな本をもってきた。 ミニコミ魂 (シリーズ・新道楽人生)作者: 南陀楼綾繁,串間努出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1999/08/05メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 45回この商品を含むブログ (8件) を見る ミ…

MBCに岡留安則氏が。

晩飯どきにテレビをつけると、いきなりテレビに出ている。MBC(南日本放送)の「時の風」というニセ「報道特集」みたいな番組に。 こんな顔がアップじゃ、持っている箸も止まる。 あっ、鹿児島出身なんですね。なんかフツーのことをフツーにしゃべってい…

大学が好きなんだからしょうがないじゃない

内田センセーのブログ周辺が出火元の首都大学東京:通称「クビダイ」問題。1 (1)まず確認しておきたいのは、どうあがこうがこの問題はある意味、ある段階においては「終わった」問題であるということ。それよりなにより今春からクビ大に通う学生がおるの…

「テキストとは資本の奴隷である」とドゥルーズは言ったとか言わないとか

ブログに関して、今週末ちょっとした事件があった。 事件のあらましは次のとおり。 よーするにですね、NHKで「ブログ」を特集した番組があったんだと。んで、そこで紹介された「ブログ」ってのが、ある商品や映画とかをみんなで批評していきましょーというコ…

あらら訂正です

「リアリズムの宿」DVD、すでに発売済であったか。おまけに「くりいむレモン」もか。あらそうですかそれは観なければ(いやOVAの「くりいむレモン」は観ないよ)。 と思って関連はてなをうろついていると「ナンダロウアヤシゲな日記」を発見。なんだはてなユ…

ポン・ジュノと山下敦弘

私の中ですでに天才の称号を得ている両監督の未見作品を、まとめて観る。といっても「殺人の追憶」と「ばかのハコ船」だけですが。 山下氏(私と4つしか年がかわらない。ということはまだ二十代!)の次回作は「ほえる犬は噛まない」のペ・ドゥナが主演。す…

会津磐梯山を踊るプロメテくん。

「報道ステーション」より。爆笑。いいね。 ……ってプロメテくんは出渕裕デザインなのか! パトレイバーですなっ!

NHKの番組改変問題

「報道ステーション」見ながら書いてますが、バックにあるものがだんだん見えてきましたね。NHKのなかでどういうことになってるか(つーかこれはあきらかにエビ様後継者問題との絡みでの内部抗争なんだろうけど)はあんまきょーみなくて、朝日、右翼、某制作…

おまけ

きみのためなら死ねる 通称「きみしね」。ニンテンドーDSの人気ソフトがお試しできます。私は音楽が好きなので、たんにパソ中のBGMとして使ってます。 the chemicalbrothers 新曲も見れます。

まーそれにともない

はてなアンテナを大幅改造。ぜひごらんあれ。

内田樹さんとこのサイトを見ていたら

おもしろいブログ多数。 言語学研究室日誌ぎょろぐ。終わりはいつも突然に いい文章はいい文章を呼ぶんだよたぶん。 内田さんについていえば昨年末の話題書『オニババ化する女たち』にかんする議論はまた波紋を呼びそう。別のところで関連することをまたちょ…

ついに日本語で読めます。

スピヴァクの『グラマトロジーについて』序文。平凡社ライブラリーはすごい勢い。大変だろうけどほんとがんばってほしい。デリダ論 (平凡社ライブラリー)作者: G.C.スピヴァク,田尻芳樹出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2005/01/06メディア: 文庫購入: 4人 ク…

鹿児島県はさいきん知事が替わって若い知事さんになったのね。

んで、カッコつけてタウンミーティングとかやってるんだけど、そこでは「薩摩半島と大隈半島のあいだに大きな橋を架けてほしい」とか「佐多岬まで高速道路を通してほしい」とか「鹿児島空港からの国際線を増やしてほしい」とか、まぁよくそんなことが言えた…

いきなり「萌の朱雀」というデキの悪い映画のことを思い出したのだが

この映画、たしかカンヌかベルリンかのグランプリを獲ってるのだが、そんなことはどーでもよくて、この映画は奈良のとんでもない山奥の村に鉄道がやってくるって話があったんだけど、それが頓挫して、鉄道開通に一縷の望みを賭けていた陰鬱なおじさんが絶望…

「失われた景観」ってのの実用性を疑いつつ、勝手にカスタマイズ

たとえば消費という側面に限って公害化を論じたものとして、松原隆一郎氏の諸作がる。おそらく、冒頭で述べたような「ウンザリしてましう感覚」というのは、氏がいうところの「失われた景観」失われた景観―戦後日本が築いたもの (PHP新書)作者: 松原隆一郎出…

「郊外」というモデルを鹿児島の片田舎にあてはめてみる

たとえば大場正明さんの文章は、都市の周辺に発達したサバービアが、中産階級のユートピアなどではなく、むしろディストピアと化している現象を全世界的な比較によってわかりやすく教えてくれるが、ここで言われているモデルとしての「郊外」ってのを現代日…

郊外論1

本日は家業が開店休業状態である。ヒマである。 というか正月からこのかた、どうしようもなくヒマである。あと2ヵ月ほどこの状態が続くもよう。 父などはいきなり鹿児島市内に遊びにいってしまった。明日まで帰ってこないんだと。 ファンキーなおやじだ。 …

加藤ローサが

NHK鹿児島の夕方のニュースでインタビューされていました。 加藤ローサといえば、川越美和、国生さゆり、稲森いずみ、小西真奈美、中島美嘉といった、由緒ある鹿児島出身女性の伝統のなかにおいて、イタリア人とのハーフという掟破りの技をもってしてキラ星…

百年前、ロシアではカラー写真が撮影されていたらしい。「はてなの杖日記」より。

しかも、とっても美しい。とっても。 歴史的価値は半端じゃないんだろうが、それよりもなによりも、三原色を分離して撮影するという手法は、現在においてもなお使えるんではないかとさえ思う。 クレムリン(だよな、あれは)がまだ「宮殿」だったころの、あ…

友人と年頭の挨拶メールをやり取りしていたら

転職を機に休みをとってドイツに旅行に行くという人、ニューヨークに短期留学に行くという人、スマトラにボランティアに行くという人、都会の暮らしをやめて実家に帰るという人。 人間というのは、糸の切れた風船のように、どこにでも飛んでいってしまうもの…