郊外論1

 本日は家業が開店休業状態である。ヒマである。

 というか正月からこのかた、どうしようもなくヒマである。あと2ヵ月ほどこの状態が続くもよう。
父などはいきなり鹿児島市内に遊びにいってしまった。明日まで帰ってこないんだと。
ファンキーなおやじだ。





だがしかし、いずれにせよ、いかんせんユーウツであることこのうえない。






 田舎にいるからやることがないとか、都会に行けばどうにでも忙しくなるって言いたいわけじゃないんです。以前に比べれば田舎暮らしもとっても快適になりました。ブロードバンドはあるし、コンビニはたくさんある。ツタヤもできました。情報という点では都会となんら格差はありません。

 しかしむしろ、その中途半端な都会っぷり、田園とコンビニが共存する地域ってのは、一歩まちがえると、平坦なロードサイドに続くのっぺりとした郊外型社会以外のなにものでもありません。あの「郊外」の雰囲気というのが、わたしはどうにも苦手なの。


 ってなわけで、以前からちょくちょく書いていたのだが、郊外とか地域社会ってことについて、せっかく田舎にいるんだから、もう一度考えをまとめてみようと思う。まぁどうせヒマですし。