少子化

今日の朝日新聞夕刊で、藤原帰一少子化について「論壇と実際に誤差がある」とかなんとか、時評めいたことを書いていましたが、

ぬぁ〜にをいまさら!

ってブチキレて、夕刊をそのまま真っぷたつに引き裂いて、荻野先生の写真もろとも窓の外にばらまいてやりました(ウソですよ、ウソ)。そんなことは前から分かっていたことだし、たぶん頭のいい霞が関の一部でさえそんなことは分かってるんですけど。いまだかつて誤差のない「社会政策」やら「論壇」やらがありましたっけ?そんなことを今更あげつらって悦にはいっても仕方がないし、その誤差を政策のなかでどう捉えていくかということこそ、(広義の)政治なのではないでしょうか。
私はくだらない「社会政策」や「論壇」が下手に知恵をつけて、狡猾に「個人的なこと」に介入するよりも、アホでどうしようもないままのほうがまだマシと思っている「酒井順子原理主義」者ですから、「誤差ありありで結構!こっちはこっちでやるから」という自分勝手なワカモノなので(そして、最近ではこれは立派な「社会悪」になりつつあるという事実。かなわんなぁ)、そんなことは最初から分かってて、それでもめげずに政策に食い込もうとするフェミニズム経済学&法学の人は、いやほんと尊敬しています。そういう人を援護射撃するような物言いが、もうちょっとほしいですね。