あいかわらず

ひねもすな日々。堀江某『雪沼とその周辺』立岩某『自由の平等』などを読む。
ここhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~inaba/books/bks0401.htmで指摘されているように、これって「自由の平等」ってタイトルじゃないよなぁ。ここで言おうとしてるのはいささか通俗的な平等主義と切り分けつつ、分配をいかに普遍的なものとして立ち上げていくかっていうことなのだろう。その議論には納得したが、やっぱり前提として「分配せよ」という定言が先に設定してしまっているような気がして、ちょっと疑問も残る。もう少し読み込まないと分らない。とはいっても、結構大雑把な議論だし、さらっと雰囲気をつかむだけでもいいのかも。
吉祥寺の図書館はなかなか充実いていて前から読みたかったジョン・アーリ『場所を消費する』isbn:4588007696(またもや吉原先生仕事!)もあったのだが、武蔵野市に職場も住民票もない私は借りることができないらしい。うむむ。