白い巨塔って形容もちょっと古いのですが

昨日は某K先生に召集を受け飲み会。K先生らしくいろいろな業種の方が参加されていましたが、医者だったんだけど文学部の学生になっちゃったという人に会いました。どうやら今の医療業界に絶望して学生になっちゃったらしい。医者を辞めちゃうってのはよっぽどのことだと思いましたが、今の若手医師はそれほど疲弊しているらくて、いわゆる採算の取れない医療をちゃんと採算の取れるようなものにしようというネオ・リベな流れが進行すると、ただでさえとんでもないプレッシャーにさらされている医者は、経済的にも精神的にも追いつめられて「廃業」という選択肢をますます選ぶようになるだろうとのこと。医者は精神的に大変な仕事であるというのは、まぁだいたい分かっていましたが、経済的にもとてもやっていけない状況になりつつあるというのは驚きでした。都立大の再編成の話とか、岩波の話とか、明るい話もなく会は終了。カラオケで松田聖子ガラスの林檎」を歌って憂さばらし。