「サイゾー」のM2連載を読んでのメモ

法と社会について。官僚、現在の政治、正当性と正統性、要するに「法は守られなければならない」というお話らしい。
私は選挙には行きません。これからも行く予定はなし。そんなヒマはないです。
M2(宮台真司宮崎哲弥)から臭ってくるエリート主義は認知しがたい。が、それに返す言葉がない。とくにバトラーがいうところの「単に文化的な・・・」以降の大問題を棚上げした文化研究では、社会と日本的世間を混同した言説の多いこと(でもその責任の一端は宮台氏にもあると思うのだが)。
文化研究周辺の現状認識のユルさはちょっとひどいものがある。都立大問題でも実効性のある対処ができない文科系。しょせん文化(研究)など残りかすでしかないのではないのか?という疑念ありあり。「ブンカッ!!」って素直に叫べないっす。「記憶」とかって騒いでる場合じゃないよ、ったく。

「文化は慎太郎くんになめられているのである。あのジイサンにバカよばわりされたのである。」

しかし、ここで問題にすべきなのは、法ではなく民主主義ではないだろうか。つまり社会が蓄積してきた歴史が挑戦を受けているのだ。しかしそうなると、現状では大塚英志を支持せねばならない、というのがキツいところ。

以上、メモです。