『中学生日記』を

たまたま観ていたら、アル中の父ちゃんと錯乱気味の母ちゃん、パンクで家を飛び出した姉ちゃん、よどんだ女子中学生たる主人公が、暗澹たる日常を生きるという、救いも何もないとんでもなくシュールなお話だったので、「どんややつが脚本書いてんだ!」と思ったら、唯野未歩子だった。最近の『中学生日記』がすごいらしいという噂は聞いていましたが、まさかこんなインディーズなノリだったとは。
なーんて言ってたら、この回、劇中にお姉ちゃんがリストカットするシーンが問題になって再放送が中止になったらしい。もちろん長崎の事件との絡みで。うーむ。長崎の事件との関連を問題にするのなら、中学生日記の方向性そのもの(もしくはこんなインディーズなノリそのもの)を問い直せざるをえないじゃろ。