うり坊&おサルに逢いに

福知山の小さな動物園にいる「うり坊の背中にしがみつくサル」がちょっとした話題になっておる
子ザルとウリ坊、きょうも一緒 【朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0916/OSK201009160055.html
ということなので見にいってきた。
こんな田舎に動物園があるというのもすごいが、
実際行ってみると、小動物園特有のフランクなノー管理ぶりというかフリーダムな感じがとにかくすごかった。

入場料【210円】をはらって入るといきなりリクガメがフツーに歩いている。

人気のうり坊も放し飼い。テラフリーダムwww

と、そこに仔猿ちゃんが走ってきて、背中によじ登り

離しません。

うり坊がお気に入り、というよりもこのおサルちゃんがとにかく超ド級の寂しがり屋さんということみたいです。
入園者でも誰でもいいからとにかく抱っこしてもらいたいということらしい。
「うり坊&おサル」でけっこう話題のはずなのに来館者はけっして多くないんですな。
数組の親子連れがおられましたが、お子さんはゆっくりゆったり動物たちとの触れ合いを堪能できていたしとにかく人が少ないのがいいですねー(平日だからかもしれませんけどね)。
この動物園は近隣で保護された野生動物の飼育施設という側面もあって、うり坊&おサルも孤児であります。このへんも近年は害獣の被害がたいへんですでに山間部住民の生活を脅かすレベルに達しています。
例年駆除が行われていますが誤射事故なんかも多くて、それ以上に野生動物が繁殖しすぎて駆除が追いつかない状況です。
知り合いには「シカやサルをみると腹がたってしかたがない。子ザルやかわいいバンビを見かけてもかわいらしいとも思えない」というひともけっこういます。そんなジモティーたちが都会から来た(申し訳ないけどまぁちょっと場違いな)ギャル風の観光客やテレビ局のカメラ(今日私たちがいた短い時間のあいだだけでも二組のロケ班がいました)が「うり坊&おサル」を追いかけて「かわいいーー」と歓声をあげている様子を遠巻きに眺めるその眼差しは、なんかちょっと複雑なものがあって、それがこの小さな動物園のうらびれた感じとあいまってワタクシ的にはモノ悲しさ倍増、な感じでした。


その後はヤギさんにご挨拶申し上げ

川沿いに出て運動不足解消につとめました。