• 阿久根のことについて

以前こんなエントリを書いて以来、まじめに阿久根関連の論調をチェックするようになってしまったのだが、ブログ市長とAZのことを併記する論調がちらほらと登場しだして本当にいいことだと思います。名古屋市大阪府など、昨今の「首長と議会の対立」というトピックに関連して、あるいは阿久根でなにか動きがあったときなど、あちこちで阿久根の現状等について分析しようとする記事を拝見し、大変勉強になっておるところ。

水俣について載っていたので手にとったロハス雑誌『ソトコト』最新号の田中康夫浅田彰対談記事も偶然見つけたのですが、そのなかで田中さんがAZのサービスについてなんか良くわかんない文脈で賞賛していて(たぶん編集によるところも大きいと思われるのだが……ソトコトはどうもアレだし)、詳細はぜひ当該記事を読んでいただくことにしても、ホリエモンといい田中さんといい「阿久根=未来の日本の姿を絶賛先取り中」ということらしく、ちょっと前はなんだそりゃと思ってたんですが、最近はまぁそういう読み込み方もありなのかもしれんという感じになっています。

私は河村竹原橋下等専制君主タイプの首長には反対ですし、正直さして興味もなし。問題なのはそんな首長を召喚する想像力というか磁場みたいなものなんです。ホリエモンとか田中さんにまとわりつく雰囲気と云ってもいい。それがより明確になる機会が得られるのであれば、「阿久根=未来の日本の姿を絶賛先取り中」という文脈でどしどし盛り上がっていただきたい。

SOTOKOTO (ソトコト) 2010年 11月号 [雑誌]

SOTOKOTO (ソトコト) 2010年 11月号 [雑誌]

しかし、ソトコトってのは本当にアレだな。立ち読みでよかったなこりゃ。


プロレスの興行かなんかと勘違いしてしまった。


ザ・のぶた祭り 〜のぞいてみよう、カウンセラー・信田さよ子の頭のなかみ!〜
http://bookweb.kinokuniya.jp/bookfair/nobuta1.html


しかし、このポップは許されるのでしょうか。
ピックアップされている本はフツー。
ちなみに理論社だが「よりみちパン!セ」は大丈夫とのこと。