80年代論

 もうひとつ、id:solarで展開されている80年代論に触発されて、80年代について考えてもいます。これは民俗学史を考えるうえでもけっこう重要で、この80年代の民俗学大塚英志大月隆寛、まぁこれに中沢新一も入れて(他にもいっぱい重要人物がいるんだけど、諸般の事情で割愛)ニューアカにまともに乗っかった学問のひとつではないかと考えています。solarさんとこほど広範なテーマではないんだけど。それに関連して最近の「ニュー・ウェーブ」ブームにも乗っかるつもり。ひまがないので、今後は80年代から90年代を一気にやっつける予定なのですが、東浩紀氏がいちゃもんつけるのはいいとして、80年代に小熊英二的な仕事は必要だと思います。だからって私は『清水幾太郎』を評価してるわけじゃないですよ。ありゃひどい。小熊氏の悪い癖(by 稲葉振一郎)が出た。